当社は、事業を通じて地域社会の課題を解決する企業として、専門的な知識や技術を備えた人材の育成に注力しています。また、社会への価値提供の源泉は人材と認識し、従業員一人ひとりが健康的に安心して働ける職場環境の充実を目指し続けます。

教育体系の整備

社員一人ひとりが仕事を通じて自身のキャリアを明確にするとともに、それをバックアップするための教育プログラムを整備しています。また、事業別研修として、国内オートバックス事業を対象とした「オートバックスチェン教育体系」を整備し、人材育成に取り組んでいます。

キャリアローテーションとスキルアップ

社員が幅広い知識や経験を得るために、若手を中心にジョブローテーションを意識した定期人事異動を行っています。また、一定の条件を満たした社員であれば、自分が行いたい業務を志望することができる社内公募・フリーエージェント制度も整備しています。さらにさまざまな経験を経て、志向性・適性が定まっている社員に対しては、スペシャリストとしての専門職コースも設けています。社員一人ひとりの能力や適性、希望に合ったキャリア形成を支援しています。

能力開発プログラム

社内研修に加えて、外部団体による通信教育やeラーニング、公開セミナーの受講など約160コースが利用可能な「カフェテリアプラン」を設けています。これは社員の自発的なキャリア開発を支援することが目的です。“頑張る社員を応援する制度”として、このカフェテリアプランの利用にかかる費用は一人年間10万円まで会社が補助しています。また、会社が指定する公的資格の取得者には報奨金を支給するなど、自己啓発・能力開発に積極的な社員を後押しする制度が充実しています。

価値観表彰

2050未来共創の実現に向けて、従業員の行動改革を褒める「価値観表彰」を2018年度から実施しています。ムードメーカーやコネクター、チャレンジャー、グッドリスナー、縁の下の力持ち、ヘルスプロモーター、チーム賞など、7種類のカテゴリからなり、2022年度は247名が選ばれ、延べ325名の従業員が受賞しました。

働き方改革

多様な人材が活躍するためには、多様な働き方を受容できる環境も重要です。当社は、オフィスワークとテレワークを両立させたハイブリッドワーク、フリーアドレスやフレックスタイム制などを導入し時間や場所にとらわれない効率的な働き方を実践しています。また、多様な働き方に対応する「コミュニケーションの強化」と「自立型チーム運営の実践」により、生産性を高める働き方への変革を進めています。

ワークライフバランスを実現する働き方

単身赴任しない働き方

テレワークの拡大に伴い場所にとらわれない働き方を推進する一環として、異動や単身赴任を伴うエリア勤務となった場合でも、自宅等におけるテレワークと勤務先拠点への遠距離通勤を組み合わせた働き方を申請できるようにしました。

労働時間の適正化および柔軟な働き方

従業員が心身ともに健康でいきいきと働けるよう、長時間労働の抑制や年次有給休暇の取得促進に取り組んでいます。フレックスタイムやテレワークなど多様な働き方に対応できる制度の導入も行いました。

次世代育成支援対策推進法への取り組み

当社は、従業員が仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を図りながら、能力を最大限発揮できる、働きやすい雇用環境の整備を行うため、次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定しています。

SDGs目標のターゲット

Target (5.5)
政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。
Target (8.5)
2030年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一労働同一賃金を達成する。

人事関連データ