「Beyond AUTOBACS Vision 2032」では、2032年度を目標年度としオートバックスセブングループの進化の方向性を示しています。 パーパス「社会の交通の安全とお客様の豊かな人生の実現」への貢献に向けた取り組みを、迅速、果断な意思決定によって推進するとともに、お客様と社会にとってなくてはならない企業グループを目指します。
経営環境の変化
・環境への関心の高まり
・顧客ニーズや購買行動の多様化
・整備の高度化と整備士不足
・コネクテッドカーの増加
・自動運転車両の普及
・車の所有からシェアへの変化
・カーボンニュートラル化
「出かける楽しさ」を提案し続ける会社へ

連結売上高 2022 年度 2,362 億円 から 2032 年度 5,000 億円へ


オートバックスセブンは、当該事業年度から向こう5年間の当社グループの方向性や戦略を示す「5ヵ年ローリングプラン」を策定しています。「5ヵ年ローリングプラン」では、時流に合わせ継続的に見直しを実施し、数値目標は単年ごとに発表してまいります。
当社グループ※1は、外部環境やお客様のニーズが変化する中でも、お客様の利用シーンに合わせて、お客様が求める商品やサービスを、スピーディーに提供し続けていくことで、お客様に選ばれ続ける存在となることを目指しています。しかし、クルマの利用シーンを支えるすべての商品やサービスをオートバックスグループ※2だけで提供することはできないため、それぞれの領域で強みを持つ事業者と連携することで、お客様に対するより的確な提案やサービスの提供を実現していきたいと考えています。その「事業者との連携」を「6つのネットワーク」と定義し、その確立によって連携を図るというのがローリングプランの根幹となっています。
※1当社グループとは、持分法適用会社を含む当社連結グループを指します
※2オートバックスグループとは、当社グループにフランチャイズチェンを含めたものを指します
具体的には、「マルチディーラーネットワーク」、「サービスピットネットワーク」、「次世代整備ネットワーク」、「カー用品販売ネットワーク」、「海外アライアンスネットワーク」、「オンラインネットワーク」の6つのネットワークをより一層連携させ、そこから得た情報やノウハウを事業基盤に取り込み統合・整理し、「国内オートバックス事業」、「海外事業」、「ディーラー事業」、「ホールセール事業」、「フリート事業」、「オンラインアライアンス事業」、「ブランド事業」、「カートレーディング事業」、「ファイナンス事業」、「プロパティデベロップメント事業」、「拡張事業」の11の事業に寄与させ、更なる成長を目指します。
また、推進体制の整備とモニタリングの強化など、戦略推進の実効性とスピードを高める仕組みの導入や体制の構築にも引き続き努めてまいります。

財務ポリシー
成長戦略の推進により営業キャッシュフローを拡大し、積極的な事業投資および十分な株主還元を実施します。
●事業投資に関する考え方:6つのネットワークを確立させるため、中長期的な成長につながる投資を行う
●株主還元に関する考え方:5年間累計の総還元性向を100%を目安とする
連結業績予想の修正については、こちらをご覧ください。
売上高 |
2,342億円 |
営業利益 |
119億円 |
経常利益 |
116億円 |
親会社株主に帰属する当期純利益 |
99億円 |
ROE |
7.7% |