当社は、サステナビリティ基本方針において、「社会課題を解決する事業の創出」や「環境・社会に配慮した取り組みの充実」を掲げ、提供する商品・サービスなどを通じて、人とクルマが共存し続けられる持続可能な社会をつくっていきたいと考えています。こうした社会の実現へ向け従業員が一丸となって推進していくことは、当社グループに期待されるさまざまな社会課題を解決し、「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現にも貢献すると考えています。
私たちは、常にお客様に最適なカーライフを提案し、豊かで健全な車社会を創造することを使命とするとともに、プロフェッショナルでフレンドリーな存在として人の暮らしに寄り添い、人とクルマと環境が調和する安全・安心でやさしい社会の実現に向け、さまざまな価値を提供し続けます。
1.環境・社会に配慮した取り組みの充実
私たちは、人、地域、地球環境を大切に考える企業として、事業活動が環境に与える影響を常に考慮し、温室効果ガス排出削減活動を通じ、持続可能な社会づくりのために貢献します。
2.社会課題を解決する事業の創出
私たちは、新たな商品・サービスを創り出し、事業を通じてクルマを取り巻く社会課題を解決し、カーライフに関わるすべての人の安全と安心な暮らしに貢献します。
3.事業活動に関わるすべての人の人権を尊重
私たちは、事業活動に関わるすべての人の人権を尊重し、理由のいかんにかかわらず、差別や個人の尊厳を傷つける行為を一切行いません。
4.成長し続ける組織・人財
私たちは、あらゆる属性(国籍、性別、年齢、障がいの有無等)・価値観の従業員が、それぞれの個性を尊重し、受け入れる風土を醸成します。また、教育・啓発を通して個々が活躍・成長できる環境づくりに努めます。
5.コンプライアンス遵守の徹底
私たちは、事業活動を行う国や地域において適用される国際条約、関係法令等の遵守、加えて企業倫理の徹底により、誠実な企業活動を実践します。
6.健全で強固なガバナンス体制の維持・強化
私たちは、あらゆるステークホルダーに開かれた企業として、適時・適切な情報公開を行い、企業価値向上のための健全で透明性の高い経営を推進します。
以上
2023年4月1日制定
当社は、サステナビリティ全般に関する課題を重要なテーマと捉え、代表取締役社長をプロジェクトリーダーとして「ESG・SDGs推進プロジェクト」を発足し、全社プロジェクトとして推進しています。その議論・決定内容は取締役会に報告され、取締役会においては、当社としての取り組みについて承認および必要な指示・監督を行っています。また、事業統括者会議への報告も実施し、必要な指示・監督を実施しています。
2022年5月には非財務目標を設定し、2030年度におけるKPIを策定しました。このKPIは取締役非兼務事業統括が、達成まで責任をもって遂行する体制を取っています。この推進体制のもと、各実行施策の進捗状況のモニタリングを今後も継続的に実施していくことで、「人とクルマと環境が調和する安全・安心でやさしい社会」の実現への確度を高め推進します。
国連に加盟する全ての国は、2030年までに貧困やエネルギー、気候変動等、SDGsの目標達成に向け努力することが求められています。当社では、SDGsとマテリアリティの関係性を整理し、事業との関係性の高いSDGs目標からさらにターゲットを絞り込み、重点テーマとしてSDGsの達成に寄与していくことを目指しています。
当社はSDGsの項目から重点テーマを定め、社会の問題に取り組み、持続可能な社会に貢献していきます。
SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)
2015年を期限としたMDGs(ミレニアム開発目標)を継承・発展させたもので、2015年9月に「持続可能な開発のための2030アジェンダ」として国連サミットで採択された先進国、開発途上国に対する具体的行動指針。17の目標と169のターゲットから構成されています。
クルマ社会のインフラ提供企業として、お客様のライフスタイルとライフステージに合った良質な商品とサービスを提供します。
わたしたちは、培ってきた知識・技術力・ノウハウをもとに、クルマおよび各種パーツの販売や整備を始めとした様々なサービスを、お客様一人ひとりの多様な生活や価値観に合わせて最適な形で提供します。
SDGs目標
Target (11.3) 2030年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、すべての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する。 |
Target (12.5) 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。 |
クルマの適切な利用を願う地域社会と共に歩む企業として、地域住民の安全と安心な暮らしに貢献します。
わたしたちは、クルマを取り巻く地域社会が抱える問題を、企業市民として自主的、積極的に地域と一体となり解決し、クルマに関わらない人に対しても配慮の行きとどいた地域を創造することを目指します。
SDGs目標
Target (3.6) 2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる。 |
Target (4.7) 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。 |
クルマを楽しむ文化の発展に貢献する企業として、クルマとともにある豊かな生活を積極的に提案します。
わたしたちは、クルマを単なる移動手段ではなく、人々の豊かな暮らしを支え、心を満たす大切なパートナーであると考えています。そのためクルマとともに歩む生活が、より快適にそして楽しく、エキサイティングであることを示す場面を多く作りだし、社会に向けて提案していきます。
SDGs目標
Target (4.7) 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。 |
人、地域、地球環境を大切に考える企業として、より善く、美しく、持続可能な社会づくりのために貢献します。
わたしたちは、事業活動が環境に与える影響を常に考慮し、廃棄物の適正な処理、物流や店舗における環境負荷の低減を実施し、持続可能な共進化社会を目指します。また、人権の尊重や性別、年齢、国籍などの違いを超えた多様性の推進などにも注力し、差別のない働きやすい職場環境を作りだしていきます。
SDGs目標
Target (5.5) 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。 |
Target (7.2) 2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。 |
Target (8.5) 2030年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一労働同一賃金を達成する。 |
Target (13.1) すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。 |
株主、従業員、FC加盟法人、取引先、地域社会などあらゆるステークホルダーに開かれた企業として、説明責任を果たし、経営の透明性をさらに高めます。
わたしたちは、企業価値向上のために、健全で透明性の高い経営を進め、コーポレートガバナンスや内部統制システムを整備するとともに、適時・適切な情報公開を継続的に行いあらゆるステークホルダーに開かれた企業になることを目指します。
SDGs目標
Target (17.17) さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。 |