
当社は、事業を通じて地域社会の課題を解決する企業として、専門的な知識や技術を備えた人材の育成に注力しています。また、社会への価値提供の源泉は人材と認識し、従業員一人ひとりが健康的に安心して働ける職場環境の充実を目指し続けます。
人材戦略
当社グループでは「2024中期経営計画」の実現に向け、成長し続ける組織・人財を基盤としてグループの稼ぐ力を向上させるため、「人的資本の最大化」、「イノベーションを創出する組織の変革」、そして「戦略的な人員配置」の3つの人事方針のもと、「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」、「人材育成」、「リソース・タレント・マネジメント、人的資源の見える化」および「エンゲージメントの向上」を重点課題と位置づけて取り組んでいます。

人材育成、リソース・タレント・マネジメント
多様な人材一人ひとりがキャリアを開発し、持てる力を最大限に発揮できるよう、階層別・年齢別・事業別など多様な研修を整備し実施するほか、キャリア研修や社内外の相談窓口設置によるキャリア自律支援、自己啓発の補助金制度(カフェテリアプラン)による積極的な能力開発を推進しております。また、データ活用人材の育成やオートバックス店舗で活躍できる販売スキルなどの取得といったリスキリングを推進しております。
また、連結グループの人材データの整備を行い、人的リソースの見える化により、人材育成や戦略的人員配置につなげてまいります。
将来の管理職・経営幹部の担い手として、30歳未満の若年層を外部研修に派遣。経営戦略やマーケティング、アカウンティングなど多岐にわたる事業展開を見据えた人材を育成しています。
社員が幅広い知識や経験を得るためにジョブローテーションを意識した定期人事異動を実施。
また、一定の条件を満たした社員であれば、業務を志望することができる社内公募・フリーエージェント制度や、専門性を深めるスペシャリストとしての専門職コースも設置しています。
当社グループの主力事業である国内オートバックス事業において重要な役割を担う店舗子会社の次世代経営人材を育成するため、店舗子会社のカンパニー幹部や本部の営業部長などを対象とした研修を実施しています。

社内研修に加えて、外部団体による通信教育やeラーニング、公開セミナーの受講など約160コースが利用可能な「カフェテリアプラン」を設けています。社員の自発的なキャリア開発を支援することを目的に一人あたり年間10万円まで会社が補助。また、会社が指定する公的資格の取得者には報奨金を支給しています。
働き方改革

多様な人材が活躍するためには、多様な働き方を受容できる環境も重要です。当社は、オフィスワークとテレワークを両立させたハイブリッドワーク、フリーアドレスやフレックスタイム制などを導入し、時間や場所にとらわれない効率的な働き方を実践しています。また、多様な働き方に対応する「コミュニケーションの強化」と「自立型チーム運営の実践」により、生産性を高める働き方への変革を進めています。


テレワークの拡大に伴い場所にとらわれない働き方を推進する一環として、異動や単身赴任を伴うエリア勤務となった場合でも、自宅等におけるテレワークと勤務先拠点への遠距離通勤を組み合わせた働き方を申請できるようにしました。
従業員が心身ともに健康でいきいきと働けるよう、長時間労働の抑制や年次有給休暇の取得促進に取り組んでいます。フレックスタイムやテレワークなど多様な働き方に対応できる制度の導入も行いました。
当社は、従業員が仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を図りながら、能力を最大限発揮できる、働きやすい雇用環境の整備を行うため、次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定しています。

Target (5.5) 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。 |

Target (8.5) 2030年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一労働同一賃金を達成する。 |